中村屋デジタルスロットルセンサーを取り付けたよって話
着弾しました
2回スケベ話挟んで、突然車の話かよ。
2019/12/08到着
500個限定販売だった中村屋デジタルスロットルセンサー(以降DTS)、御年20歳48,000km走っているFDの純正スロセンの交換歴も劣化具合も分からないので購入しました。
購入金額は手数料送料込み込みで55,520円、指定口座に振り込みで一気に5万5千円も用意するのは痛い出費ですがエンジン寿命に直結する問題なので仕方ないね。
12/08(日)の午後2時頃に届いたと記憶してます。
12/08 見切り発車で作業開始
中村屋さん厳選ツールセットを買ってたし、中村屋ブログ見ながらやれば楽勝っしょwww
と思ったのもつかの間、純正スロセン取り付けのネジが回らん...
ここから地獄が始まりました。
とにかく中村屋さんのページ見ながらクーラントのホースを外さない方法でスロセンにアクセスしようとするのですが...
壮大になめとるやん!!!
結局、水ホース外してスロットルボディごと持って帰りました。
その後、Discordにて
「なめたネジ外すのどうすればいいと思う?」
「ふっといゴム噛ましたらいいって聞いた。」
...とアドバイス貰いコンドームで試しましたが駄目でした。
パーツクリーナーでスロットル洗浄を行い、大人しくネジザウルス発注しました。
12/09 ノックセンサーとプラグコードの交換を決意する
せっかくスロットルボディまでバラし、ネジザウルスの到着まで時間があるのでノックセンサーとプラグコードの交換をすることにしました。地獄でした。
まずはプラグコードから。
中村屋さんの記事通りパーツクリーナー吹きながらペンチで引っこ抜きました。
T2,L1,L2も固着で苦戦しましたが、T1コードが鬼門。固着に加えオイル注入口が邪魔で抜けないんですよね。
オイル注入口のネジを緩ませ数ミリグラつかせ抜く方法で、1時間位掛かりました。
古いコードの画像はないですが、T1コードに劣化ノックセンサー特有の黒い汚れついてました。
つづいてノックセンサー交換。とにかくカプラ外す戦いです。これまたオイル注入口が邪魔で見えないandロック機構のあるカプラで力が入れにくいので外すのに苦労しました。
1時間くらい手マン
助手席側タワーバー付け根付近に生えているカプラ、これノックセンサーのカプラと同じ作りです。1時間くらい指で外そうとカプラ相手に手マンしてました。
手探りでカプラのロックを外すのは相当の指力と手マン力が必要なので、結局先述のカプラで外れる力加減を確かめ、ロック部分と側面の出っ張りにペンチで挟んで外しました。
力加減次第でカプラ破壊しかねないのでおすすめはしません。
本体は22mmの口レンチで外れます。交換歴がない場合はケーブルの付け根が金属の台座のようなものに引っかかるので内側に向かって曲げてください。
取り付けの際も、ケーブル付け根を金属ごと曲げてやってください。
(曲がらなかったので白い結束バンド切ってしまったけど、大丈夫かな...?)
本体のネジが上手くはまんなかったり、見えないカプラにはめるのにも難儀しましたが取り外しの難儀に加えれば可愛いもんでした。
この日はノックセンサー付けて終了。
12/10 ネジザウルス到着、ノックセンサー交換
家に帰ったらネジザウルス届いてました。
先日コンドーム噛ましたり、ラジオペンチで苦戦してたのが嘘みたいに簡単に外れました。ネジザウルス...一本持ってても損ねぇわ...
プラグコード取り付けも行いました。またパーツクリーナーにお世話になりました。
とにかく一生懸命で写真撮り損ねました。T1は相変わらずオイル注入口をズラす必要あります。
T1とL2がちゃんとはまってない気がする...大丈夫かな。
点火プラグ交換は冬も来て走行距離減るので見送りです。
12/11 DTS取り付け、エンジン始動
ノックセンサー、プラグコード共に交換し終わったので
ネジ舐めの恐怖からDTSのネジを予め用意してた固定用のM4×15(2本)、スロポジ調整用M4×10(2本)のキャップボルトに換装。この過程でうっかり中村屋さんが設定されたポジション(1.00V)を狂わせてしまったので適当なところでセット。
スロットルボディに取り付け、もとに戻してエンジン始動。
無事にエンジンが掛かりましたが、適当にポジションをセットしたせいか確かにシルキーでしたが挙動がかったるいので調整キット購入しました。
12/13 スロポジ調整キット着弾
12/15から発送とのことでしたが、2日で到着。早いなぁ。
先日セットしたポジションは1.28V付近でした。狭いエンジンルームに苦戦しつつ1.03Vに設定。少し押し込んだだけで0.10Vくらい変動するのでポジショニングがシビアです。
まとめ
純正ECU+社外マフラーという環境で1.03Vで設定しましたが、トルクは出ていますが、アクセル抜いたときのガックン感が大きいのと、1速5500RPM以降で燃料カットが入ります。あくまで推測ですがDTSの挙動が純正ECUの学習領域外にあると思われます。
(もちろんDTS以外の問題の可能性も十二分にある)
某車系SNSでは「出荷時点の1.00V前後の設定は『走り』の設定と割り切り、電圧を落とすことをおすすめする。(純正ECUはなおさら)」という記事もありましたので、0.70~0.95Vのあたりで設定変えてみますね。
DTSか、それ以外の交換・洗浄したパーツの効果か不明ですが、エンブレ時のマフラーから聞こえる音が、以前はアフターファイヤー一歩手前のような音でしたが、静かになりました。
廃盤と再販を繰り返し、現在は加工が必要なキット品、数万キロで寿命の来る純正スロセンと比較すると、(難儀はしたけど)ポン付けでき、高寿命、動作も純正+αと約56,000円の価値は十分にあるかなと思います。
ただし、某SNSの記事を見る感じ、中村屋ECO CPU+DTSの組み合わせが一番効果が実感できるようです。中村屋ECU入れようかなぁ。